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国際福祉機器展は“モビリティ機器展”

2016/10/15

 国際福祉機器展が東京ビッグサイトで10月12~14日に開かれた(2017年9月27~29日)。移動の視点から見ても"モビリティ機器展"として興味深い。屋内の移動のサポートから自動車移動まで。さまざまな面白いモビリティ機器に出会える。長寿社会であるからもちろんのこと、病気やケガにあっても自分らしく楽しく自由に暮らせることを尊重するようになってきているからこそ、暮らしを支えてくれる多様な道具について知ることは、豊かな人生につながる。

 ドイツのデュッセルドルフでもREHACARE INTERNATIONAL(2016年9月28日~10月1日、2017年10月4~7日)。日米欧のOEM先として発展している台湾では台湾国際医療産業見本市-Medicare Taiwan(2016年6月16~19日、2017年6月15~18日)が「シルバー・シルバーヘルスケア見本市」、「漢方&機能性食品見本市」、「台湾国際ベビー・キッズ&マタニティ見本市」の4展と同時開催している。ドイツや台湾ではサイズが大きく、斬新なものが多い。一方、日本ではバリアフリー対応していなかったり靴を脱いだりする住宅事情や密度の高い都市部の事情があり、コンパクトで折りたたんだりするものが好まれ、福祉機器と連想させるおとなしめのデザインが多いのだという。日本でもオリンピック・パラリンピックや多様性を重んじる若い人が増えており、斬新なデザインのものが増えそうだ。

 歩行に不安を抱える人が自宅とスーパーまで歩いて買い物をする時に、腰かけたり、歩いたり、重い荷物を持って歩いたりするのをサポートする歩行車の新発売が目立った。ハンドブレーキ、腰掛、ショッピングかごがセットできたりするカゴフレームが付いている。介護保険も利用できるようになるのだという。

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